院長ブログ
Digital Dentistry
本年は院内に治療の質を大幅に変える診療機器の導入をはじめ、ワークフローが大きく変わる変革の年となりました。
代表的なものとして、
①オーラルスキャナーiTero(口腔内の歯型を採る3Dデジタルスキャナー アラインテクノロジー社:アメリカ )
②歯科用CADソフト(歯科治療の診断・各種装置の設計 Nemo社:スペイン)
③3Dプリンター(Nemoのデータをプリント Rapid shape社:ドイツ)
これらの機器を使い、歯型のデータやCTのデータ、お顔のデータをコンピューター上で一体化させ、
分析や治療計画を立てて、3Dプリンターで装置を製作するという新しいワークフローによる治療を提供できるようになりました。
今後、世界の先進国で標準的に行われている歯科治療の流れを考えると、矯正治療やインプラント治療をはじめ、さまざまな診療でこのようなデジタル機器が日本でも活用されていくと思われます。
時代は変われど、不変である歯科医療の本質を大切にしつつ、進歩する歯科医療にも目を向けて、患者さんによりよい医療や情報を提供できるよう、スタッフ一同精進してまいります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。